こんにちは、管理人のヒゲ(元相席屋店長)です。
スナックにいる必ず嫌われるお客。
そんなお客さん認定されたら、せっかくの楽しいスナックライフも台無しになってしまいますよね。
しかし、スナックはほかの飲み屋さんとはちょっと違った雰囲気の所ですので、知らず知らずのうちに地雷を踏んでしまっていることもあります。
そこでここではそんな地雷を徹底除去。
スナックで嫌われるお客さんとはどんな人なのかを見ていきましょう。
スナックはよその家だと心得る。
まず鉄則はこれですね。
スナックではあなたは一番偉いお客ではない
基本的に、どんな店であってもお客さまは神様です。
居酒屋でもキャバクラでも、乱暴なことをしない限りは、店員がこぞってあなたを持ち上げてくれますし、あなたは殿様気分でいることができます。
しかし、スナックでそれは通用しません。
スナックにおいて、あなたはただのお客さんではなく、よその家に呼ばれているお客さんなのです。
スナックで一番偉いのはママ
スナックで一番偉い人、それはママです。
つまりスナックとは、ママを中心とした家族であり、あなたはその家族の家にお邪魔しているお客さんなんですね。
ですから、ママの言うことは絶対ですし、ママの機嫌がすべてです。
じっさい、そのスナック自体ママのコンセプトにのっとって雰囲気を作っていますから、よそのスナックではOKだったことでもその店ではNOというのは良くあります。
ママの元に集った家族、あなたはそこにお邪魔するのです。
常連さんは先輩
さて、もう一つ欠かせないのは常連さんです。
常連さんは、簡単に言えば部活の先輩のような人たちです。
もちろん、運動部の先輩のように上からの命令に従わなければならない体育会系の先輩ではありませんが、少なくとも気を使うべき相手ではあります。
しかしこれは裏を返せば、先輩である常連さんに気に入られたら、かなり快適に過ごせるということでもあります。
しっかりと、周囲に気を配っておくべきですね。
キャストの女の子はママの娘
そして、キャストの女の子はママの娘です。
クラブやキャバクラに通っていると、こういうところにいる女の子は自分をよいしょしてくれる存在のように感じてしまいますが、指名料があるわけではないスナックは別。
もちろん、客商売である以上ひどい扱いを受けたり塩対応ということはありませんが、過度に持ち上げてはくれません。
どちらかというと、普通に仲良く話してくれる友達のような感覚です。
ですので、当たり前に女の子に嫌われるような発言を避けて、仲良くなろうとするのがポイントなのです。
こういう客は嫌われる、そのポイント
では実際どういう客が嫌われるのかを見ていきましょう。
あなた、こういうことしていませんか?
空気の読めない客
実はこれが一番嫌われます。
自己中男
とにかく話題の中心が自分でない時がすまず、他の人の話の時はシラーっとしている人ですね。
どんな話でも必ず自分の話に引き込んでいこうとし、どんな話題にでも「そう言えば俺も」と噛んでいこうとする人は基本嫌われます。
カラオケマン
これも嫌われるお客の特徴です。
店に一台しかないカラオケを、まるで一人からを気のように独占したり、誰も知らない曲を歌ったりする人は空気を悪くする原因。
あと、下手な人に意味もなく教えようとしたり、たのんでもないのにハモリ出す人もかなり面倒です。
気配りゼロ男
これもかなり嫌ですね。
人がカラオケを歌っている最中に前を横切ってトイレに立ったり、他人の好きなものを遠慮なくけなしたりといった話題を始める人はかなり嫌われます。
あとは、言いたくないことを無理に聞き出そうとする人なんかもこれです。
女心がわからない客
キャストの女の子にもママにも嫌われるパターンです
口説きに来る男
スナックにはキャストの女の子がいますし、口説くのは自由です。
しかし、あくまでそこはお酒を楽しく飲む場所であって、ずっとキャストの女の子を口説いているような人間は普通に嫌がられます。
しつこい場合は出禁もありうるものです。
デリカシー欠如
スナックのキャストの女の子は確かに水商売の女性です。
ですが、水商売の女性だからいいだろう的なノリで、当たり前にセクハラ発言を連発したりプライベートに踏み込もうとする人はかなり悪印象。
過度な下ネタも、普通に斬らわれます。
1点突破な男
キャストの中にお気に入りを見つけると、もうその娘いがい眼中になくなる人ですね。
もちろんキャストの女の子も自分になじみがつけばうれしいのですが、そのあとはほかのキャストの女の子やママとの人間関係があるんです。
明らかに他のキャストやママと比べて対応の違う客は、相手に迷惑をかけてしまいます。
金払いの悪い客
まあこれは分類するまでもないですね。
ボトルキープもなく、女の子にお酒をおごってあげるでもなく、するめをかじってずっとセット料金内のお酒を飲んでいる。
これではさすがに嫌われてしまいます。
スナックは商売です、いくら安く飲める場所であっても、あまりにお金にならない客は嫌われます。
スナックという共同体の一員として
たとえばママに気を使うのは、その共同体のトップだからです。
そして常連さんに気を使うのは、その共同体の先輩だから、そしてキャストの女の子に気を使うのは、共同体で大事にされている娘たちだから。
そう、スナックの客とは共同体の構成員のひとりなのです。
そんなに気を使うんじゃ面白くなさそうだな、と思う人もいるかもしれませんが、共同体の一員に認められて中に溶け込むことができれば、これ以上に気の休まる場所はありません。
客と店を超えた人間同士のお付き合い。
ママを本当の母親のように慕う人も多いですし、客同士で野球チームなんてものもあります、キャストのお女の子と付き合って結婚する人も結構います。
スナックは、そういう場所なのです。