こんにちは!
ひげメディアの京都ライター・マユです!
今回は、京都の人なら当たり前!?
とも言えるような言えないような、「京都・カースト」について解説をしていこうと思います。
個人的に体験したこととかも書いていこうかなと思います!
まず、「京都のカースト制度って何?」ですよね。
”スクールカースト”という言葉が少し前から頻出するようになってから、何となく察しがつく人もいるかもしれませんね。
(スクールカーストの図)
これを京都で置き換えると、住んでいる地域によって”ヒエラルキーの上位・下位”を表していると言えるでしょう。
そうです、住んでいる地域でマウントを取り合うのです。
制度というよりも、生粋すぎる京都人の思考?と言ったほうがいいかもしれませんが(笑)
京都人あるある
- 京都の悪いところを指摘しても絶対に認めない
- 何かにつけて他県人を見下す
- 東京のことを「東の京都」の略だと思っている
- 「大阪人といっしょにせんといてほしいわぁ」と思っている。
- 京都市内であっても、中京・上京区以外は「京都じゃない」と言う。
- 京都人になるには”何百年”もかかるらしい。「お隣さんは先々代からこの町に住み始めはっただけやさかい、ほんまの京都人とは言えまへんなぁ」と陰口をたたく。
など、めちゃくちゃあります。(笑)
実際、おばあちゃんとかはよく言ってる気がします。
京都第一精神がすごく強いですよね。
京都出身のわたしにもびっくりすることめちゃくちゃあります。
こんなこと言う人は、すごい差別的!しかも「何様なんやー!」って思うこともあります。
ただ、光があるところには闇があると言ったものです。
日本を代表する観光地で、常に脚光を浴びるスポットだからこそ、このような闇があると言っても過言ではありません。
そんな京都人の思考の1つ「京都に住まう一部の人たちの中には暗黙のカーストが存在する」というものをちょっとした体験談と一緒に書いていきたいと思います。
京都人が京都人に「京都のどこ出身?」と聞くのは、自分よりも下かどうかを確認しているような気がします(笑)
京都カーストを区別の上位から順番にみて物申す!
敵なし・マウント取り放題エリア
- 中京・上京区(御所周辺)
- 上京区(御所周辺以外)
===
ここまでに入れば、気高い京都人
- 下京区、東山区
- 左京区、北区
===
治安大丈夫!?「not京都エリア」
- 伏見区
- 南区
- 山科区
- (大阪府)
正直、はぁ?ですよね。
京都市内でありながら、『not京都=京都ではない』と言われたり。
京都市内の人は山科の方に対して「滋賀県民」
宇治の方に対して「もうほぼ奈良やん!」とかを平気で小バカにするように言って来ます・・・(涙)
「山科も宇治もちゃんと京都ですからー!」って言いたくなりますが。(笑)
ちなみに、カースト最上位の御所近くに昔から住んでる人は絶対数が少ないので、一生かけても出会うかどうか…というレベルです。
ちなみに、この御所エリアには”御所南小学校”という自称:格式高い生徒が集まる学校があるので、その親御さんたちはプライド高そうですが!笑
今は学生も多く、そこまで差別的な人もいないのかな、と思いますが・・・。
御所以外の京都市内でも北区と南区は間に京都の京がついていないので、
もしかしたら昔の人からすると京都と思われていなかったのかもしれませんね・・・。
京都人が一番嫌がるカーストネタ
「大阪」と一緒にされること。
これは何故なんでしょうね。
わたしにも良くわかりませんが、「大阪をすごく下品」だと思っています。
京都の人は、気高く品が良いと思っているので、何故か一緒にされたくないみたいです。
わたしには、良くわからないですがそういう人はすごく多い気がします。
別に人間みんな同じ生物やん・・・って感じですが・・・。そういうわけにもいかないみたいですね。
他にも、滋賀県と奈良県に対してもすごく下に見ていて、「どうせ滋賀やし、どうせ奈良やし」とか意味のわからないことを言う人もいます。
いやいや、滋賀県の琵琶湖ないと京都の人たち、水使えませんで!と思っています(笑)
☝これ、あるあるの切り返しネタなので覚えておきましょう!
あまり馬鹿にするばっかりの人はそれなりにバチが当たるような気がするので、嫌なことばかり言うのは良くない気がしますが。。
そしてこの京都のカースト問題ですが、これが婚活とかに影響するかを考えて見ました。
京都カーストと婚活の関係性について
祇園周辺出身の友達は、おばあちゃんの世代からその地域に住んでおり、そのおばあちゃんがかなり厳しくて友達の結婚相手を地域とか家柄とかで選んでいました。
このエピソードは氷山の一角です。
おばあちゃん世代だと、差別がまだ色濃く残る文化だったのか、相手の住んでいる地域だけで「結婚にNO」を突き付けることもあります。
ですが、ご安心ください。
今の時代、そんな偏った考え方は淘汰されつつあります。
話は変わりますが、京都は”不動産王国”として有名な地域です。
分譲~賃貸マンションは建設ラッシュで留まることがを知りません。
その証拠に、以下のマンション価格は『7億円』にも関わらず、即日完売するぐらいです。
京都では、当たり前に分譲・賃貸物件に住むことが常識化されているため、他府県からくる人も増え、この独自の京都・カーストを持つ方がマイノリティとなっています。
「最近の若者は・・」という決めつけ言葉が消えつつあるのも、これと同じ原理。
スポーツや学問・研究、ビジネスの分野で、秀でた才能をもつ若者が増え、小さなころから最先端の技術に触れながら育った若者に、もはやこのような蔑む言い方は出来なくなりました。
言い方はすこし乱暴ですが、古い時代(祖父母の代)はもうじき終わりです(笑)
多様性が評価される時代だからこそ、住んでいる地域といった小さな指標で人を判断する人間は、どんどん世間から締め出されていくでしょう。
なんだか本題から離れているような気がしますが・・・
あまり細かいことは気にせず、好きになった人には、ストレートな想いで接するようにしましょう!